こちらの記事では、電子サインと電子署名の一般的な定義と、サインタイムでの活用方法についてご紹介します。
1.「電子サイン」「電子署名」について
一般的に下記の通り定義されています。
電子サイン |
電子印鑑や電子サインを用いて、電子書類の本人性や非改ざん性を証明するもの |
電子署名 |
電子サインの一部であり、第三者機関の発行する本人確認データ(電子証明書)が付与された法的効力を持つ署名のこと |
2.サインタイムにおける「電子サイン」と「電子署名」
「電子サイン」:サインタイムから署名依頼いただくすべての書類が電子サインに対応しています。
書類の履歴欄に「誰が、いつ、何を」という情報を記録し、改ざん・削除ができないようにサインタイムのアプリ内に保存することで、本人性及び非改ざん性が担保できます。
※サインタイムでは、すべてのプランにおいて電子サインを無料提供しています。
「電子署名」:書類の送信時に書類の設定画面で「長期署名」オプションへチェックを入れることで利用できます。
長期署名オプションは、締結済みのPDFファイルに、サイバートラスト株式会社の電子証明書と、アマノセキュアジャパン株式会社のタイムスタンプ(有効期限:10年間)を付与し、本人性および非改ざん性を担保します。
※「長期署名」オプションは、プランにより有料オプションとなっています。
※「長期署名」の利用方法及び確認方法は、こちらをご確認ください。
3.書類の重要度による使い分け
電子サインと電子署名を紙のプロセスに例えると、電子サインは認印や確認印レベル、電子署名は実印や印鑑証明書を必要とする書類レベルになります。
各書類の重要度に合わせ、電子サイン/電子署名に分けて運用いただくことをお勧めいたします。
※ご参考までに、「電子サイン」は重要度の低い書類(報告書や確認書、依頼書など)への押印・確認印依頼や、社内承認プロセスにご活用いただく場合が多く、「電子署名」は、重要度の高い書類(契約書、NDA、役員会議議事録など)へご活用いただく場合が多いです。